私が勤める病院は,田舎にあるためか採用に対する応募が渋い
時々来ても,絶妙な方も少なくないらしい
採用でミスをすると,後々大変な目に遭うため,応募者全員を採用させるわけにもいかない
そうすると,なかなか人員の補充が進まない
そこで,私が科長になったら人員確保のために行うことを考えてみる
1.新卒の採用を始める
当院では人材不足にも関わらず,新卒採用していない.
新卒採用には,教育コストがかかるという最大のデメリットがあるものの,
①若い人が入職することにより新しい風が吹いたり
②教育の中で若手にアウトプットの機会が増えたり
③人件費が安かったり(すいません)
④学校とのつながりが出来たり(実習生の話が増える?)
と,メリットも豊富にあると思われる.
余談:指導はする側も受ける側も,業務時間内に行う必要があるとすると,春から閑散期の夏くらいまでは,業務終了1時間程度は指導や研鑽(症例検討含めて)に当ててもらうのは手かな.
2.中途採用の募集要項を魅力的に書く
個人的に何度か転職活動はしている.
はじめはやり甲斐を職場に求めていたが,ライフステージが進むにつれて(結婚,子育てetc),給与や休みの取得しやすさが非常に重要になってくる.
そこで,求人票には以下のものを載せてみる.
①モデル年収:経験年数10年目の例など.これがあると,算盤が弾きやすい.
②有休取得率
③離職率:新卒の3年以内離職率や,中途の3年以内離職率と分けて.
④平均残業時間
⑤男性の育休取得率
組織のトップが臨床に迫られているのは,健全じゃありませんな
採用は計画的に.