理学療法士の海馬

新人理学療法士だった僕に伝えたいこと

リスク管理

橈骨動脈,大腿動脈,頚動脈で予測する血圧は正確ではないかも

血圧を簡便に予測する指標として,橈骨動脈などが用いられる. ・橈骨動脈が触れたら,収縮期血圧 > 80 ・大腿動脈が触れたら,収縮期血圧 > 70 ・ 頚 動脈が触れたら,収縮期血圧 > 60 これを検証したのが,Deakin CDでありBMJに掲載されている. ・対象は…

理学療法士が知っておきたいペースメーカーの知識

モードのアルファベッドが意味するもの 各モードの適応 DDDの設定 埋め込み型除細動器 (ICD: implantable cardioverter defibrillatior) 心臓再同期療法 (CRT: cardiac resynchronized therapy) リードレスペースメーカー(MICRAなど) モードのアルファベ…

ステロイドとリハビリ

ステロイドとは? 治療での使い方 経口ステロイド療法 ステロイドパルス療法 ステロイドの注意事項 副作用 易感染症 骨粗鬆症 糖尿病 消化性潰瘍 血栓症 精神症状 筋力低下 不整脈 副作用の時期 投与後数時間〜 投与数日〜 投与1ヶ月〜 投与3ヶ月〜 ステロイ…

理学療法士が,既往歴に胃切除術がある症例を担当したら

minimalzuhの見解 介入時間と,貧血に気をつける 食事中・食後30分は,早期ダンピング症候群に気をつける 食後2~3時間は,晩期ダンピング症候群に気をつける 手術から半年以上の経過している場合,貧血に気をつける 体重の減少幅に気をつける 介入時間と,貧…

歩行自立度の判定において,本当に評価しなければいけないこと

minimalzuhの見解 歩行速度とかTUGの数値に意味はない 自立度判定にはこの動作を評価しよう

輸血と理学療法

minimalzuhの見解 輸血による副作用のリスクは、1500〜6100単位に1回 輸血後は、蕁麻疹、発熱、呼吸状態、血圧変化に注意 輸血終了後は、時間を空けてリハビリを行う

理学療法士がACLSを受講してみた

どーもminimalzuhです. 今回僕は,日本ACLS協会のACLSプロバイダーコースを受講しました. 理学療法士の立場としてACLSのレポートをします! 1.ACLSとは何か ACLSは二次救命のことです. 今回受講したプロバイダーコースは知識と実技を養うコースであり,…